シノケングループ 「えん」と資本・業務提携

2009年12月25日 15:51 更新

 (株)シノケングループ(本社:福岡市博多区、篠原英明社長、以下「シノケン社」)は12月25日、(株)えん(本社:福岡市中央区、原田透社長)と資本・業務提携を行なうと発表した。株式譲渡および株式引受予定日は2010年1月25日。
 両社の持つ経営資源を相互に活用し、より付加価値が高く専門性に優れたサービスの提供を行なうことで、両社の安定的な業績の確保と企業価値の向上を図るためとしている。

 資本提携の内容については、えん社が2010年1月25日に新たに発行する普通株式70株をシノケン社が117,600千円で引き受けるとともに、既存株主よりえん社の発行済株式総数580株の内150株を252,000千円で譲り受ける。
 これによりシノケン社はえん社の発行済株式総数の33.8%を保有し持分法適用会社とすることで、更なる関係強化を図るとしている。

 業務提携の内容については、シノケン社が開発した物件をえん社が販売する共同事業を行なう。また、シノケン社の連結子会社である(株)日商ハーモニーとえん社が販売ノウハウや物件情報を共有する事で、より一層顧客の立場に立った付加価値の高いマンション経営の提案が可能になるとしている。

 なお、2009年12月期の業績に与える影響については軽微。